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大会長挨拶

テーマ:ケアマネジメントにおける近未来の課題と展望

大会長 岡田 進一(大阪市立大学 大学院 教授)

 

この度, 2021年6月12日(土)〜13日(日),その後の約2週間にわたり,WEB配信(オンデマンド配信)で,一般社団法人日本ケアマネジメント学会第20回研究大会を「ケアマネジメントにおける近未来の課題と展望」というメインテーマで開催をさせて頂くことになりました.また,今回の研究大会は,第32回日本老年学会総会(会長:井口昭久 名古屋大学名誉教授・愛知淑徳大学教授)との合同大会となっております.なお,合同大会は、2021年6月11日(金)〜13日(日)で,その後の約2週間,WEB配信による公開が予定されています.そして,日本老年学会合同大会における企画配信および日本老年学会に参加している他の学会による配信については,日本ケアマネジメント学会の研究大会参加者は,すべて視聴が可能となります.
国連の定義では,高齢化率が7%以上で高齢化社会,14%以上で高齢社会,21%以上で超高齢社会とされています.ご存知の通り,日本は,現在,65歳以上の高齢者が約3,588万人となり,高齢化率が約28.4%で,超高齢社会の国となっています.超高齢社会では,高齢者人口の増加だけでなく,少子化による生産年齢人口の減少(ケアの担い手の減少など),認知症患者や慢性疾患患者の増加,一人暮らし高齢者世帯の急増,全人口の減少等,さまざまな社会的な課題が存在します.
超高齢社会であるわが国においては,地域包括ケアシステムの構築が社会的・政策的課題となり,地域で展開されるケアマネジメントが,ますます重視される状況にあると私は考えています.そこで,今回の研究大会は,本学会が創立20周年という節目を迎えるにあたって,これまでのケアマネジメント実践を振り返るとともに,ケアマネジメント実践の現時点での課題や今後のあり方について,さまざまな観点から議論を行う場とさせて頂きたいと考えました.そして,そのことを踏まえて,さまざまな企画をさせて頂きました.また,学会創立20周年特別企画として,白澤理事長に「ケアマネジメントの現状と今後の課題‐学会20周年を迎えて‐」と題する記念講演をお願いしております.
現在,コロナ禍の大変な状況下で,多くの皆様が実践現場等で高齢者や障がい者の支援を行っておられます.そのことに対しましては,心より敬意と感謝を申し上げたいと存じます.  本研究大会は、WEB配信による開催ではございますが,多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます.